残薬について
余っている薬があれば持ってきてください。医療機関に問い合わせをして、処方箋の日数を調節してもらうことができます。そうすると、その時の薬代が安くなります。
例) A錠が50錠、B錠が20錠残っている場合
調節前の処方箋
A錠 3錠 A錠 3錠
1日3回 毎食後 28日分 ⇒ 1日3回 毎食後 3日分
B錠 1錠 B錠 1錠
1日1回 朝食後 28日分 1日1回 朝食後 8日分
このように調節してもらうことができます。
薬を飲むタイミングについて
食後に飲む理由
:胃が空っぽな状態で薬を飲むと胃粘膜を荒らす可能性があります。そのため、多くの薬は食後に飲むように指示されます。
また、食後だと飲み忘れしにくいとの理由で食後に指示されることが多いです。
食間や空腹時に飲む理由
:食事の影響を受け、薬の効果が減弱したり、増強したりする薬は食間や空腹時に飲むように指示されます。漢方薬や一部のアレルギー約がこれにあたります。
薬の保管について
全ての薬を冷蔵庫に保管していませんか?
薬は冷所に保管する指示がない限り、冷蔵庫に入れなくても大丈夫です。薬の保管は「暗」、「乾」、「冷」が基本です。
「暗」・・・直射日光が当たらない所
「乾」・・・湿気がこず、乾いた所
「冷」・・・涼しい所
冷蔵庫は湿気が多く、開け閉めをするため、温度が一定になりません。なので、薬の保管場所には適していません。
おススメはお煎餅等が入っている缶に乾燥剤を入れて、直射日光が当たらず、子供の届かない所に置いておいてください。
お薬手帳について
お薬手帳は飲み合わせや重複を避けるためにはとても便利な物です。薬を多く飲んでいる方や、色々な病院に行っている方などは持っておいた方が便利です。
また、他医療機関から移る時や、緊急時にも便利です。大規模災害時にも役に立った事例があります。
最近ではスマートフォンのアプリで電子お薬手帳があります。詳しくは岡山県薬剤師会ホームページに載っています。参考にしてください。